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化学反応処理による殺菌効果

 

目的   
 

悪臭等の環境負荷軽減を対象とした新しい家畜糞尿処理方式として生石灰(酸化カルシウム)添加による化学反応処理システムが、本県北勢地域の一部畜産農家でも導入されている。この公立的利用のため、臭気抑制及び殺菌効果、肥料としての評価を行い、利用法を確立する。

殺菌効果   
   大腸菌群を指標として生石灰添加の殺菌効果を調査したが、子豚ふんへの生石灰5%添加で7日後間で大腸菌は認められなかった。また生石灰5%添加の堆積製品中においても同様の結果であった。
衛生害虫の死滅効果   
 

 豚ふんの生石灰処理では、生石灰無添加及び1%添加においてはウジの発生が認められたのに対し、生石灰3%、5%添加においては全く発生しなかった。
 化学反応処理により添加直後にpHが一時的に強アルカリとなることから殺菌、衛生害虫死滅効果につながるものと考えられる。

生石灰処理による殺菌効果   

 
  1日後 3日後 7日後
子豚ふん CONT
5%添加 < < <
肉豚ふん CONT 2.4× 2.0× 9.6×
2%添加 < <
4%添加 < < 3.1×
豚ふん中の大腸菌群数

大  腸  菌  群 <
ブ ド ウ 状 球 菌 群 NT
総   細   菌 1.3×

 

生石灰処理による衛生害虫死滅効果   

 
  生存ウジ数
CONT 80.6±64.8
1%添加 88.4±49.3
3%添加 0
5%添加 0
豚ふんにおける処理後7日目の生存数(7月実施)

 
 

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